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【vol.535】 愛読書

お元気ですか!年末年始は積読を解消したい「心も体もスッキリ!」スモールジムfineの菅(かん)です。最低5冊は読みます(宣言😁)

 

毎週日曜日はプライベートなお話を、、

 

ブログを読んでくれている人ならご存じだと思いますが、私は元々帰宅部でゲームと漫画が大好きで全く運動をしていないひょろひょろな高校生でした。大学生になってその体型を変えたくて当時(34年前)はまだ一般的に知られていなかったライフセービング部に入部し体を鍛える楽しさに目覚めました。

 

泳ぎは元々苦手ではなかったのですが、人を助けるとなるともっと泳ぎの技術も体力も筋力も必要でした。今と違ってネットがない時代。先輩から泳ぎ方を習ったり本屋でトレーニングに関する本を探してはなかなか求める本には出合えませんでした。 

 

そんな時に「トライアスロン トレーニング」という本に出合いました。これはまだトライアスロンが黎明期に著者のデイブスコット氏がトレーニング方法を詳細に解説した本です。当時は「スポーツ選手は筋トレすると筋肉で体が重くなるからやらない方が良い」という考えがまだ主流だったので非常に衝撃を受けた覚えがあります。

 

その本に乗っているトレーニング方法を片っ端から試し体力筋力が向上するのを日々感じました。泳ぎの解説も乗っているのですが水中写真も少なく文章を読んでイメージするしかありません。

 

水泳は自分の泳いでいる姿も見えず浮力で浮いているので習得が難しいスポーツです。とにかく本に書いてある内容必死で覚えプールに行っては「肘はこうやって曲げればいいと書いてあったな」「水を掴むというのはこういう感覚のことかな?」と自分の泳ぎを水中カメラで撮影した姿をTVで見るように頭の中でイメージしました。これが私にとって非常に効果的で入部したころは50mクロールが38秒だったのが3年生の頃には28秒で泳げるようになりました。

 

この頭の中でイメージをする感覚はその後の他のトレーニングフォームの習得などにも活かされました。足裏の重心、顎の角度、肩甲骨の開き具合、骨盤の向き、、、など

 

この「トライアスロン トレーニング」はトライアスロン界において伝説的な名著になっていますが、世界で一番読んだのは私だと自信を持って言えるくらいボロボロになるまで読みまくりました。

 

もちろん今でも私のNO1の愛読書です。皆様はそんな愛読書はありますか?

 

それではまた明日お会いしましょう♪