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【vol.441】 骨粗鬆症

お元気ですか!財布も骨もスカスカにならないようにしたい「心も体もスッキリ!」スモールジムfineの菅(かん)です。

 

女性の方が気を付けなければいけない症状に骨粗鬆症があります。女性は50代前後の閉経により女性ホルモンのエストロゲンが減少し骨を破壊する破骨細胞が骨を再生する骨芽細胞の働きを上回るため骨粗鬆症になりやすくなります。

 

これは年齢に伴う生理現象ではありますが適度な運動と栄養によって進行を遅らせる事が出来ます。

 

【適度な運動】

骨を再生するには細胞に骨芽細胞というのがあります。この細胞は普段は眠っている状態ですが刺激を受けると骨を再生しようと働きます。この刺激を与えるためには「かかと落とし」といってつま先立ちになって踵を上げそのままストンと踵を床に落とす動作が効果があります。床に踵を落とすことで着地時の衝撃が踵から頭まで伝わり骨の骨芽細胞に刺激を与え「骨を再生しろ~!」という命令が出て骨粗鬆症予防につながります。

 

同じ原理でランニングなども踵への衝撃がありますが普段運動不足の方はいきなりランニングをやると膝を痛める可能性もあるので注意してください。

 

またスクワットやスプリットスクワットなど重力方向に負荷がかかる運動も骨芽細胞を刺激するので効果がありますが、自体重だけだと刺激が少ないのでダンベルやバーベルなどで負荷を上げるようにしてください。

 

【栄養】

たんぱく質をしっかり摂るのが大前提です。それにカルシウム、ビタミンD、ビタミンKです。食材で言えばカルシウムは牛乳・小松菜・イワシ水煮など、ビタミンDは鮭・サンマ・きくらげなど、ビタミンKは納豆・ブロッコリー・ほうれん草などです。

 

色々な食材を摂るのが難し場合はマルチビタミン&ミネラルなどのサプリメントで補うようにしましょう。

 

骨粗鬆症になると転倒時に骨折し入院生活で筋力が下がり寝たきりになりやすくなります。今のうちから運動と栄養を意識して丈夫な骨を作ってくださいね。

 

それではまた明日♪